さぽろぐ

趣味・エンタメ  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


地方競馬情報サイト 南関東4競馬場 東京シティ競馬 ばんえい十勝オフィシャルサイト ホッカイドウ競馬オフィシャルウェブサイト Welcome to Horselover’s Worldへ

2008年12月21日

アロースタッドの事務員さんとジジの遺影

今年1月18日、2008年の放牧1回目の5日目
久々にアロースタッド(北海道日高郡新ひだか町静内田原で種牡馬を繋養している牧場)を訪問したときのことです。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
ブレスサーモの上下下着と靴下、セーター、コーデュロイのジーパン、
その上にゴアテックスのオーバーパンツとダウンライナー付きFoxFireのフード付きコートという出で立ちで
目指すサウスヴィグラスアジュディケーティングブライアンズタイムタイキシャトルなどの大御所たちに久々にご挨拶。
新種牡馬のバランスオブゲーム、サンライズペガサス、スズカマンボなども見学させていただき
なんだかんだ2時間近く雪の上を歩きまわったら上記のような完全防備をしていても身体の芯から冷えました。
「ストーブついてるから事務所で休んでいきな。」と言ってくださった場長さんのお言葉に甘えて暖を求めて事務所の扉を開けました。
迎えてくれた事務員さんicon47このページに当日の写真があります)。
私の顔を見るなり「にゃー、にゃー、...」と大歓迎してくれ、お腹まで見せてくれたのでしたface02
挨拶代りに事務員さんを撫で撫でして、ストーブの前の椅子に腰かけると事務員さんは私の膝の上に乗ってきました。
ストーブの前で温まりながらさらに事務員さんの体温で膝も暖かくなり、おしゃべりしながら事務員さんを撫でていました。
しばらくすると事務員さんは満足したのかぴょんと私の膝の上から飛び下りて事務所の入り口のほうに歩いて行き
空のお皿の前で「にゃあ、にゃあ」
ふとその上を見るとカリカリの袋発見。
勝手知ったる他人の事務所(?) カリカリを空のお皿に入れてあげました。ついでにお水も補充。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
カリカリを食べ終わってお水を飲んだ事務員さんは彼女のお気に入りと思われる座布団の敷いてある椅子にお座り。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
そして身繕いを始めたのでした。
私は猫が身繕いしている姿を見るのが好きです。
特に手で顔を拭っている姿と、片足あげたまま動きを中断してボーっとする姿
残念ながらこの事務員さんのその姿をとらえることができませんでしたが、彼女のお陰で心身ともにすっかり温まりました。
帰宅してからこのことを主治医(私の親代わりのような方)に話したら
「あら、事務員さんあなたにお茶入れてくれなかったの?」と先生。
「あっface08そういえば...」と私
f^_^;

この2日後先生からまだ北海道にいた私にメールが届き、このことがあった2日前に年末から衰弱していたジジが亡くなったことを知らされました。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
私の顔を見ると膝の上に乗せるまで泣き続けたジジ。
膝の上に乗せた後も撫でてあげるまでニャーニャー鳴き続けたジジ。
私がご飯を食べるために撫でる手を止めるとニャーニャー鳴いた。
仕方なく左手でジジを撫でながら右手でご飯を食べるというお行儀の悪いことを強いられました。
そんな甘えん坊のジジだったので、もしかしたら北海道にいた私にお別れを言いに来て事務員さんに乗り移ったのか?
と思わず考えてしまいましたがジジは爪とぎも身繕いさえもあまりしない子だったのでどうでしょう?
20年と9ヶ月、あと3ヵ月で21歳というところでとても残念でしたが、大往生でした。
元気だった頃に何度も彼女の写真を撮ろうとしましたが、私の顔を見るとすぐに接近してくるので、近すぎて写真が撮れませんでした。
飼い主である先生のお姉さんが冗談で「ほら、遺影撮ってくれるんだからいい顔しなさい」と
顔を前に向けさせると必ずそっぽを向いてしまった。
「あたしはまだ死なないわよ」と言っているようで頼もしかったのですが、年にはかなわなかったようですface11
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
遊びにきたチワワ君から2008年の干支の鼠の帽子借りて撮ったこの画像が最後の写真となりました。
たとえ20年と9ヶ月の大往生とはいえ、ジジがいなくなったことは私にとってはとても悲しい出来事だったので
そのことをブログに書けなかったのですが、今になって事務員さんとの思い出とともにジジの思い出を書いてみました。
いつも競走馬を始め、たくさんの動物に支えられている私ですがそんな中でもジジは毎週必ず触れ合うことができて、
彼女ほど私を歓迎してくれる存在は他になかったのでかけがえのない存在でした。
ジジ、長生きしてくれてありがとう。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
この子はチチといってジジと同じお母さんの子供。
目つきが悪いけどなつこいのがチャームポイントでした。
この当時8歳くらいだったのですが、純潔のヒマラヤンで12歳で亡くなりました。
神経質で細く、最後まで子猫のようでした。
ジジはお母さんがお外に遊びに行った時にお外の野良さんとかかってしまった時に生まれた雑種。
チチのおばあちゃんにあたるヒマラヤンも12歳で亡くなったので、雑種のほうが長寿なのかもしれないと思いました。

最近仲良くなったのはこの子
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
いつも通る中学校の前で10月頃初めて会いました。
猫を見ると当たり前のように話しかけるのですが、初めて会った時からとてもなつこく、可愛い声でニャーニャーいいながら私の足元にすりすりしてきました。
お鼻が高くて大きな眼、なかなか美形で手足が長い。
たいてい中学校の校庭を囲う柵の内側にいるのですが、私が声をかけると柵の間から出てきます。
首輪をしていないので野良なのか飼い猫なのか不明。
11月になって寒くなると彼女の姿を見かけなくなりました。
寒いからどこかに隠れてるんだろうと思い、元気でいることを祈っていましたがそんな11月の末に久々に彼女の姿を見かけました。
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
その日も寒かったのですが、いつもの柵の向こう側に丸くなって寝ていました。
いつものように声をかけてみましたが身じろぎもせず。
何度も写真を撮ろうと試みたものの彼女もジジと同じですぐに私に接近してくるために写真が撮れなかったので
チャンスだと携帯のライトを使って写真を撮りました。
ライトに反応して一瞬迷惑そうに顔をあげたのですが、すぐに伏せてしまいました(;´Д`)ノ
「ふられた...」淋しい思いでその日はお別れ....
しかし、それから1週間後くらいに彼女の姿を見かけたらまたかつてのようにスリスリしてくれました。
あの日はよほど眠かったのかもしれませんface02
身体もふっくらしているし、毛づやも良いのでたぶんどこかで飼われていて飼い主の帰りを待っているのか、
もしかしたら中学校で飼われてるのかな?

人気blogRankingへ にほんブログ村 競馬ブログ 競馬関係者・応援へ
icon45応援よろしくお願いしますicon45
一日一善

あなたにおススメの記事


同じカテゴリー(猫・その他動物)の記事画像
お知らせ & イケメン猫
あくびする草むら
ピンクの肉球 萌え(*^.^*)
地デジカ?
馬券・予想のストレス解消 アニマルセラピー
豚に乗った子猫
同じカテゴリー(猫・その他動物)の記事
 お知らせ & イケメン猫 (2011-08-29 03:44)
 あくびする草むら (2011-08-11 00:30)
 ピンクの肉球 萌え(*^.^*) (2011-08-09 23:32)
 地デジカ? (2011-08-09 01:38)
 馬券・予想のストレス解消 アニマルセラピー (2011-08-09 00:50)
 豚に乗った子猫 (2011-08-07 17:25)
Posted by Horselover_ss at 22:04│Comments(2)猫・その他動物
この記事へのコメント
どもども!
牧場の事務員さんって言うから、てっきり人間だと思ったら…
猫の事務員さんなら、私も大歓迎なんですよね~♪w
ジジちゃん、20年と9ヶ月ってのは猫にとっての大往生だけど、やっぱり亡くなってしまうと寂しいっすね。。。
もっともっと長生きしてもらいたいと思っても、それが叶わないのがツライっす。
Posted by 猫バカ1番 at 2008年12月21日 23:51
猫バカ1番さん、コメントありがとうございます(*^.^*)
来客にゴマすってご飯をもらうちゃっかりした事務員さんでした。
ほんとに幸せなひと時でしたよ。

そうなんです。20年も生きたと分かっていても、いなくなってしまうのはとても辛いです(ノω・、)
室内飼いの場合飼い主の前から姿を消すという本能を全うすることもままならないので、お互いに辛い思いを強いられるのが悲しいですね。
ただほんとに病気もせずに長生きして老衰で亡くなったので幸せな子だったのだと思います。
身づくろいもたまにしかせず、爪とぎも遊びもせずにひたすら寝て食べて人間に甘えるだけだったのに大したものです。
何もしないのが長生きの秘訣なんでしょうか???
Posted by Horselover at 2008年12月22日 13:38
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
アロースタッドの事務員さんとジジの遺影
    コメント(2)