2006年09月09日
続・火災で亡くなった馬のこと
8月6日に火災で亡くなった馬のことというタイトルの日記を書いたが時間の都合で途中で辞めてしまった。その続きを書きます。
ライスシャワー物語の冒頭の言葉に何故ショックを受けたか?それは私の概念では競走馬は家畜ではなかったからだ。家畜は牛、豚など最初から人間の食用として生産される動物を指すと思っていた。
ライスシャワー物語の冒頭の言葉に何故ショックを受けたか?それは私の概念では競走馬は家畜ではなかったからだ。家畜は牛、豚など最初から人間の食用として生産される動物を指すと思っていた。
馬肉は食べたことがあるが、馬肉になる馬は最初から食用に生産されていて、競走馬とは別種だと思っていた。
辞書で家畜を引くと「牛、馬、豚など養って直接生活に役立てる動物」とある。私的に「へえ〜」だった。
その後競走馬も食肉になるという現実を知った。生産されても奇形だったり、障害があったりすると処分されてしまうことも知った。
家畜だということは理解したが、やはり食用の牛、豚と同じとは思えない。
元々彼らは人間の遊びのひとつである“競馬”で走るために生産される。母馬と生産者に大事に育てられ、半年で離乳し、競走馬になるための訓練を受けて馬主さんに買われて調教師に預託される。そしてさらに訓練を受けて競走馬としてデビューし、競馬ファンのために走る。これらは全て彼らの意思で行われるのではなく人間勝手で行われる。いつかトリビアの泉とういテレビ番組で「競走馬の九十何%が胃潰瘍である。」と言っていたが、それだけ馬にとってはストレスなのだと思った。もともと馬は走る動物だが、自分の意志で走るのと人間の指示に従って走るのとでは違うのだろう。人間の楽しみ“競馬”の為に彼らは走る。そして調教師、馬主さん、厩務員さんなどは彼らが勝つことを願って世話をし、調教をする。馬は嫌でも人間に従う。勝っても負けても走る。常に人間のために命をかけてがんばっているのだ。それをよく知っているはずの記者や関係者が優秀な成績の馬とそうでない馬とを差別するような扱いは残念でならない。
横山典弘騎手がドバイで命を落としたホクトベガについて何年も語れなかったことを初めて語った記事に「自分も死にたいと思った」とあった。私も母が亡くなった時母の気持ちが知りたくて自分も死のうと考えたことがあった。冷静になって思い返すと馬鹿な考えだが、現にそうだったのだ。酷い悲しみに襲われると人間はおかしくなるのだろう。及川調教師さんを始め、9頭の馬の世話をしていた厩舎のスタッフはそんな思いをしているのではないかと心配だ。
生きている限り前に進まなければならない。しかしそんなことも悲しみに苛まれてなかなか力がでないことがある。心ある人々の支持を受けて悲しみを乗り越えて前に進んでくださることを心から願います。
そしてこのような事故が2度とおこらないことを祈り、スーパーハリケーン、パークヒカリ、ディズニーテイオー、ホッカイテイオー、ボンバーユウ、ヤマガワヘイロー、ヒトミオンリーラヴ、ユウユウタイシン、ケイエムファスターの冥福を祈りながら、私たち競馬ファンのために一生懸命走っていたスーパーハリケーンと、パークヒカリの姿を知らない人にも知っていただくために写真は掲載したままにすることをお許しいただければ幸いです。
辞書で家畜を引くと「牛、馬、豚など養って直接生活に役立てる動物」とある。私的に「へえ〜」だった。
その後競走馬も食肉になるという現実を知った。生産されても奇形だったり、障害があったりすると処分されてしまうことも知った。
家畜だということは理解したが、やはり食用の牛、豚と同じとは思えない。
元々彼らは人間の遊びのひとつである“競馬”で走るために生産される。母馬と生産者に大事に育てられ、半年で離乳し、競走馬になるための訓練を受けて馬主さんに買われて調教師に預託される。そしてさらに訓練を受けて競走馬としてデビューし、競馬ファンのために走る。これらは全て彼らの意思で行われるのではなく人間勝手で行われる。いつかトリビアの泉とういテレビ番組で「競走馬の九十何%が胃潰瘍である。」と言っていたが、それだけ馬にとってはストレスなのだと思った。もともと馬は走る動物だが、自分の意志で走るのと人間の指示に従って走るのとでは違うのだろう。人間の楽しみ“競馬”の為に彼らは走る。そして調教師、馬主さん、厩務員さんなどは彼らが勝つことを願って世話をし、調教をする。馬は嫌でも人間に従う。勝っても負けても走る。常に人間のために命をかけてがんばっているのだ。それをよく知っているはずの記者や関係者が優秀な成績の馬とそうでない馬とを差別するような扱いは残念でならない。
横山典弘騎手がドバイで命を落としたホクトベガについて何年も語れなかったことを初めて語った記事に「自分も死にたいと思った」とあった。私も母が亡くなった時母の気持ちが知りたくて自分も死のうと考えたことがあった。冷静になって思い返すと馬鹿な考えだが、現にそうだったのだ。酷い悲しみに襲われると人間はおかしくなるのだろう。及川調教師さんを始め、9頭の馬の世話をしていた厩舎のスタッフはそんな思いをしているのではないかと心配だ。
生きている限り前に進まなければならない。しかしそんなことも悲しみに苛まれてなかなか力がでないことがある。心ある人々の支持を受けて悲しみを乗り越えて前に進んでくださることを心から願います。
そしてこのような事故が2度とおこらないことを祈り、スーパーハリケーン、パークヒカリ、ディズニーテイオー、ホッカイテイオー、ボンバーユウ、ヤマガワヘイロー、ヒトミオンリーラヴ、ユウユウタイシン、ケイエムファスターの冥福を祈りながら、私たち競馬ファンのために一生懸命走っていたスーパーハリケーンと、パークヒカリの姿を知らない人にも知っていただくために写真は掲載したままにすることをお許しいただければ幸いです。
予報通り大雪
川崎11Rホワイトクリスマス賞
うまたせパンプキン完成 カボチャ色の馬と騎手ありがとう!
的場文男ストラップ危機一発! 亡きアンローズの娘
第1回カラフルカップ結果 エンジュオウカン
お風呂あがりのようなナカゼンスピード
川崎11Rホワイトクリスマス賞
うまたせパンプキン完成 カボチャ色の馬と騎手ありがとう!
的場文男ストラップ危機一発! 亡きアンローズの娘
第1回カラフルカップ結果 エンジュオウカン
お風呂あがりのようなナカゼンスピード
Posted by Horselover_ss at 23:58│Comments(0)
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